社会性認知

社会的コミュニケーションは、表情・視線・音声をはじめとした、様々なモダリティの感覚情報により媒介されています。
  ヒト社会行動の認知的基盤を明らかにするため、社会的情報の認知メカニズム、及び、社会的情報による情動(感情)の誘発メカニズムを、主として顔・音声情報処理に焦点を絞って研究しています。

魅力認知

顔だちや声の魅力は、社会的コミュニケーションのあり方に大きな影響を与えることが明らかにされています。また、音楽・絵画をはじめとした魅力的な芸術作品は、人々の生活を豊かなものにしてくれます。
  では、魅力的な容姿・芸術作品はどのような特徴を持っているのでしょうか?この点を明らかにするため、心理物理学実験・脳機能計測を併用し、魅力を感じる脳内メカニズムを研究しています。

意識下知覚

ヒトの社会行動・情動状態は、意識に上らない知覚情報の影響を受けて変化することが明らかにされています。しかし、このような”意識下知覚”の実像については、未解明の点が多く残されています。
  そこで、顔・音声情報の意識下知覚を中心として、意識下知覚のメカニズム解明に取り組んでいます。



個人差

社会的認知・情動反応・魅力認知には、大きな個人差があります。例えば、魅力を感じる音楽のタイプ(好みの音楽)は人によって大きく異なります。そこで、ホルモン測定などを併用した学際的アプローチにより、発達症を含む”認知の多様性”が生じる原因を研究しています。
  また、研究成果の社会還元のため、”認知の多様性”を客観的に評価するための、新たな計測技術開発にも取り組んでいます。

関連する主要研究成果

○ 社会性認知





○ 魅力認知

 



○ 意識下知覚




○ 個人差

  • Doi, H. (in press). Digital phenotyping of autism spectrum disorders based on color information: brief review and opinion. Artificial Life and Robotics